旧福岡県庁舎は大正4年に建設され、その後増築を重ねましたが、県の行政需要の増大により手狭となり、また庁舎の老朽化も進んだため、建替えることになり、昭和52年7月の県議会で東公園への移転が決定されました。
これにより東公園が大幅に縮小されるため、この地を代替公園の一つとして整備することになりました。
福岡市の中心部に位置する天神中央公園は、県民の憩いの場として緑地空間を提供し、非常災害時における緊急避難場所として機能することを目的として、昭和61年に着工し、平成元年3月に完成しました。
総面積は約3.1haあり、そのうち約0.1haは国有地で、国から無償で貸与されています。
所在地:福岡市中央区天神1丁目、西中洲
旧福岡圏公会堂は第13回九州沖縄八県連合共進会(明治43年)の開催に際し、会期中の来賓接待所を兼ねて建設されました。竣工直後に閑院宮御夫妻の宿泊所として利用されたほか、共進会終了後は県の公会堂として一般市民に利用されていました。戦後福岡高等裁判所、県立水産高等学校等に転用され昭和31年11月以降は福岡県教育庁舎として使用されました。昭和59年5月には、数少ない明治時代のフレンチルネッサンスを基調とする木造公共建築であることから、重要文化財の指定を受けました。
福岡の中心都市「天神」と「中州」を結ぶプロムナード。このシンボル、那珂川の「福博であい橋」は映画やドラマでしばしば舞台となります。
その昔、福岡県庁が天神にあった時に使われていた石柱や石材を使い、公園の顔となっているのが噴水広場です。そこには昔の面影の残る懐かしい空間が広がっています。
薬院新川沿いに広がるさくら広場は、50本のソメイヨシノやサトザクラ、ヤマザクラによるさくらのトンネルが出来上がります。
「天神の森」アクロス福岡の前面に広がる芝生広場。緑の芝生でお弁当を食べたり、大の字になってお昼寝したり。買い物やお仕事の途中で休憩などいかがでしょう。
※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
※提携店舗、障害者割引:身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳及び特別児童扶養手当受給者証提示で2時間無料
※駐車場の管理は当公園とは異なります。